LPガス検定 上級 練習問題
- LPガスとは
- LPガスとは、プロパンガスとブタンガスのこと
- LPガスとは、プロパンガスとメタンガスのこと
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答え
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◎LPガスとはプロパンガスとブタンガスのこと
LPガスは、略(りゃく)して「LPG」、またその中身(なかみ)を指(さ)して「プロパンガス」、さらに法律(ほうりつ)などでは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」と呼(よ)ばれています。LPガスはLPガス容器(ようき、ボンベ)に入れてみなさんのご家庭(かてい)に運ばれています。
LPガスには、プロパンガスとブタンガスの二つがあり、家庭向けにはプロパンガス、タクシーやガスライター向けには、ブタンガスが使われます。メタンガスは都市(とし)ガスの成分です。
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◎LPガスとはプロパンガスとブタンガスのこと
LPガスは、略(りゃく)して「LPG」、またその中身(なかみ)を指(さ)して「プロパンガス」、さらに法律(ほうりつ)などでは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」と呼(よ)ばれています。LPガスはLPガス容器(ようき、ボンベ)に入れてみなさんのご家庭(かてい)に運ばれています。
- LPガスとは
- 燃焼させるとき、LPガスは石油よりCO2(炭酸ガス)が出る
- 燃焼させるとき、LPガスは石油よりCO2が出ない
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答え
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◎燃焼させるとき、LPガスは石油よりCO2が出ない
CO2(炭酸ガス)は、私たちの地球の大気温を上げ、住みづらくするので、世界中で減らす努力が続けられています。LPガスや石油、天然ガスはともに化石燃料ですが、LPガスを燃やすときに出るCO2の量は、石油よりは少なく、都市ガスに使われている天然ガスとほぼ同等です。
また、電気に比べるとほぼ半分しかCO2が出ません。
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◎燃焼させるとき、LPガスは石油よりCO2が出ない
CO2(炭酸ガス)は、私たちの地球の大気温を上げ、住みづらくするので、世界中で減らす努力が続けられています。LPガスや石油、天然ガスはともに化石燃料ですが、LPガスを燃やすときに出るCO2の量は、石油よりは少なく、都市ガスに使われている天然ガスとほぼ同等です。
- LPガスとは
- LPガスは都市ガスでも使われている
- LPガスは都市ガスでは使わない
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答え
- ◎LPガスは都市ガスでも使われている ふつう、容器(ボンベ)で運ばれるのがLPガスで、大きな配管(はいかん、=導管(どうかん))で送られるのが都市ガスです。でも、LPガスは都市ガスの原料(げんりょう)にも使われていますし、導管で送られるLPガスもあります。
- LPガスとは
- LPガスとは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」(LPG)のこと
- LPガスとは「液化天然(えきかてんねん)ガス」(LNG)のこと
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答え
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◎LPガスとは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」(LPG)のこと
「LPG」「プロパンガス」と呼ばれているLPガス。LPガスはLPガス容器(ボンベ)に入れてみなさんのご家庭に運ばれています。LPガスとは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」(LPG )のことです。
LNGは都市ガスなどに使われる、液化した天然(天然)ガスのことです。
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◎LPガスとは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」(LPG)のこと
「LPG」「プロパンガス」と呼ばれているLPガス。LPガスはLPガス容器(ボンベ)に入れてみなさんのご家庭に運ばれています。LPガスとは「液化石油(えきかせきゆ)ガス」(LPG )のことです。
- NEW!!日本の家で使われる量
- 日本全国でLPガスを使っている家は約50%
- 日本全国でLPガスを使っている家は約20%
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答え
- ◎日本全国でLPガスを使っている家は約50% 日本の世帯数(せたいすう=家の数)は約5,196万世帯あります。このうちLPガスを使っているのは約半分の2,500万世帯。たくさんの人が毎日使うエネルギーなのです。
- LPガスがとどくまで
- LPガスは国内(こくない)でもつくられる
- LPガスそのものは、すべて輸入(ゆにゅう)されている
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答え
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◎LPガスは国内でもつくられる 日本で利用されるLPガスは、7割ほどが外国から輸入され、残りの3割は国内で原油(げんゆ)から生産されています。
輸入は、カタールやUAE(アラブ首長国連邦(しゅちょうこくれんぽう))、サウジアラビアなどの中東(ちゅうとう)の国々、さらにオーストラリアなどの産ガス国(さんがすこく)から、専用(せんよう)タンカーで行われています。
一方、国内でLPガスを生産するための原料である原油は、そのほとんどを輸入しているので、実質的には石油や天然(てんねん)ガスなどと同様(どうよう)に、LPガスも「ほぼすべてを海外に依存(いぞん)している」と言えます。
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◎LPガスは国内でもつくられる 日本で利用されるLPガスは、7割ほどが外国から輸入され、残りの3割は国内で原油(げんゆ)から生産されています。
- LPガスがとどくまで
- LPガスはタンカーで輸入される
- LPガスは導管(どうかん)で輸入される
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答え
- ◎LPガスはタンカーで輸入される LPガスは海外の産ガス国(さんがすこく)から専用の船であるLPガスタンカーで運ばれ、国内の基地(きち)からタンクローリー車で国内の充填所(じゅうてんしょ)に運ばれます。そこでLPガス容器(ボンベ)につめかえられて、トラックなどで家庭やビル、工場などに運ばれます。
- NEW!!LPガスと災害
- LPガスは災害に強い
- LPガスは災害に弱い
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答え
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◎LPガスは災害に強い
たとえば地震が起きて止まってしまっても、LPガスならかんたんな操作ですぐにまた使えるようになります。容器で運べるので避難所や仮設住宅でもたくさんの人たちの役にたっています。災害時緊急避難用飲料水製造装置(さいがいじきんきゅうひなんよういんりょうすいせいぞうそうち)をガスで動かせば、川や海、雨水からでも飲み水を作ることができます。
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◎LPガスは災害に強い
- LPガスの炎(ほのお)
- LPガスの炎が赤っぽい色のときはガスがたりない
- LPガスの炎が赤っぽい色のときは空気がたりない
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答え
- ◎LPガスの炎が赤っぽい色のときは空気がたりない LPガスが正しく燃えているときの色は、きれいな青色です。オレンジ色など赤っぽい色は、燃えるときに必要な空気(酸素(さんそ))が足(た)りないためです(「不完全燃焼(ふかんぜんねんしょう)」と言います)。
- NEW!!LPガスのにおい
- LPガスにはもとからにおいがある
- LPガスにはもともとにおいがない
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答え
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◎LPガスにはもともとにおいがない
LPガスそのものにはにおいはありません。でも、もし漏れたときはだれでもすぐに気がつけるように、わざとくさいにおいがつけられています。においをつけるように法律で決められているのです。
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◎LPガスにはもともとにおいがない
- ガスくさいとき
- ガスくさいときは換気扇(かんきせん)をまわす
- ガスくさいときは換気扇をまわさず自然にガスを出す
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答え
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◎ガスくさいときは換気扇をまわさず自然にガスを出す ガスくさいと気がついたあとから換気扇をまわしてはいけません。電気スイッチから火花(ひばな)が出てガスに火がつく危険(きけん)があります。電気のスイッチには絶対にふれてはいけません。
家じゅうの火をすべて消して、器具や元栓をしっかり閉めます。そして、窓やドアを大きく開け、自然にガスを外に出します。
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◎ガスくさいときは換気扇をまわさず自然にガスを出す ガスくさいと気がついたあとから換気扇をまわしてはいけません。電気スイッチから火花(ひばな)が出てガスに火がつく危険(きけん)があります。電気のスイッチには絶対にふれてはいけません。
- NEW!!家庭や社会での利用
- LPガスは暖房に利用できる
- LPガスは暖房と冷房に利用できる
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答え
- ◎LPガスは暖房と冷房に利用できる LPガスは暖房に使われるだけでなく、冷房にも利用できます。ガス空調はGHP=ガスヒートポンプ(ガスヒーポン)といって、ガスエンジンで動くシステムです。快適で費用も安いガスヒーポンは、家庭はもちろん、お店やビル、ホテルなどさまざまな場所ではたらいています。
- 家庭での利用
- LPガスでは都市ガス用のガス器具もそのまま使える
- LPガスでは都市ガス用のガス器具はすぐ使えない
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答え
- ◎LPガスで都市ガス用のガス器具はすぐ使えない LPガス用と都市ガス用のガス器具とでは、バーナーのタイプが違うので、必ずLPガス専用(せんよう)のガス器具を使わなければなりません。どうしても都市ガス用のガス器具を使用したいときは、ガス会社・販売店にバーナーなどの部品交換(ぶひんこうかん)を依頼(いらい)し、安全(あんぜん)を確認(かくにん)してから使用(しよう)します。
- 家庭での利用
- 最新型のガスコンロは「Si(エスアイ)センサーコンロ」という
- 最新型のLPガスコンロは「IHセンサーコンロ」という
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答え
- ◎最新型のLPガスコンロは、「Siセンサーコンロ」という 最新型(さいしんがた)のガスコンロは、LPガス用、都市ガス用ともに「Siセンサーコンロ」といいます。天ぷら火災(かさい)や立ち消え(たちぎえ)、消し忘れ(けしわすれ)による事故(じこ)を防(ふせ)ぐ安全装置(あんぜんそうち)がついているほか、省(しょう)エネルギーも図(はか)られている、とても安全で便利なコンロです。また、掃除(そうじ)がしやすいことも大きな特徴(とくちょう)です。
現在販売されているコンロはすべて、このSiセンサーコンロがなっています。IH方式とは、電気コンロに採用されている「電磁誘導加熱」(でんじゆうどうかねつ)方式をさしています。 - 【Siセンサーコンロ】
- ◎最新型のLPガスコンロは、「Siセンサーコンロ」という 最新型(さいしんがた)のガスコンロは、LPガス用、都市ガス用ともに「Siセンサーコンロ」といいます。天ぷら火災(かさい)や立ち消え(たちぎえ)、消し忘れ(けしわすれ)による事故(じこ)を防(ふせ)ぐ安全装置(あんぜんそうち)がついているほか、省(しょう)エネルギーも図(はか)られている、とても安全で便利なコンロです。また、掃除(そうじ)がしやすいことも大きな特徴(とくちょう)です。
- NEW!!家庭での利用
- LPガスは電気を作れない
- LPガスは電気を作れる
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答え
- ◎LPガスは電気を作れる LPガスは電気が作れます。また、ヤカンをコンロにかけなくてもお湯も作ることができます。この小さな発電所システムを一般家庭用燃料電池といいます。電力会社からは足りない電気だけ買えばよいので、電気料金も安くなります。
- NEW!!お店での利用
- ガスコンロがあるからレストランのキッチンは暑い
- ガスコンロがあってもレストランのキッチンは暑くない
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答え
- ◎ガスコンロがあってもレストランのキッチンは暑くない ガスの火を多く使うレストランのキッチンは、いつも暑いのでは?と思うかもしれません。でも「涼厨(すずちゅう)」というキッチン機器なら、コンロから出る熱い空気をさえぎり、外へ出すので、いつでも快適に調理できます。「涼厨」には麺ゆで機やお釜、オーブン、揚げ物専用の機械などのシリーズがあります。
- 燃料電池
- 一般家庭向けの燃料電池(ねんりょうでんち)は、「エネファーム」という
- 一般家庭向けの燃料電池は、「エコジョーズ」という
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答え
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◎一般家庭用向けの燃料電池は「エネファーム」という 「エネファーム」は、LPガス中の水素(すいそ)と空気中の酸素(さんそ)の化学反応(かがくはんのう)を利用した燃料電池で、ガスで発電し、そのときの熱でお湯もつくります。
一方、「エコジョーズ」は、最新型(さいしんがた)のガス給湯器(きゅうとうき)をいいます。これまで活用できていなかった熱まで利用するので、省(しょう)エネルギーなうえに、とても便利(べんり)で安全(あんぜん)なガス器具(きぐ)です。現在販売されているガス給湯器は、ほぼすべて、このタイプになっています。 - 【エネファーム】(例)
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◎一般家庭用向けの燃料電池は「エネファーム」という 「エネファーム」は、LPガス中の水素(すいそ)と空気中の酸素(さんそ)の化学反応(かがくはんのう)を利用した燃料電池で、ガスで発電し、そのときの熱でお湯もつくります。
- NEW!!燃料としてのガス
- LPガスは車の燃料には使えない
- LPガスは車の燃料に使える
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答え
- ◎LPガスは車の燃料に使える 車の燃料はガソリンや軽油だけではありません。ガソリンよりお金がかからないLPガスは、タクシー、バス、トラック、フォークリフト、清掃車などいろいろな車の燃料に使われています。大気汚染の原因になるモノが出にくいのが特長です。
- ガスの安全(あんぜん)
- LPガスを使うときは、ガス栓を「半開(はんびら)き」にする
- LPガスを使うときは、ガス栓を「全開(ぜんかい)」にする
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答え
- ◎LPガスを使うときはガス栓を「全開」にする LPガスを使うときには、ガス栓を90度回して「全開」にします。コンロの炎(ほのお、火の強さ)の調節(ちょうせつ)は、コンロのつまみやダイヤルでしましょう。
このガス栓は「ヒューズコック」と呼ばれ、電気のヒューズと同様に、ホース抜けなどによりガスが大量に流れたときにはガスを自動的に止めます。 - 【ヒューズコック】(手前が配管側、向こうがホース側)
- ◎LPガスを使うときはガス栓を「全開」にする LPガスを使うときには、ガス栓を90度回して「全開」にします。コンロの炎(ほのお、火の強さ)の調節(ちょうせつ)は、コンロのつまみやダイヤルでしましょう。
- ガスの安全(あんぜん)
- 地震のときは器具栓(きぐせん)、ガス栓をすぐに閉める
- 地震のときはまず、自分自身の安全を確保する
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答え
- ◎地震のときはまず、自分自身の安全を確保する 大きな地震がきたら、まず自分自身の安全を確保しましょう。そのあと、器具栓やガス栓(元栓)を閉めましょう。なぜなら、震度(しんど)5相当(そうとう)の地震に見舞われると、ガスは自動的にガスメーターが止めてくれるからです。
こうした機能を持ったガスメーターは「マイコンメーター」(詳(くわ)しくはS型など)と呼ばれ、現在ではどの家庭にもこのマイコンメーターになっています。設備(せつび)に異常(いじょう)がなければ、マイコンメーター前面にある復帰装置(ふっきそうち)を操作(そうさ)することで、ガスを再開できます。
なお、退避(たいひ)するときは、容器(ボンベ)の元バルブも閉めるようにしましょう。 - 【マイコンメーター】
- ◎地震のときはまず、自分自身の安全を確保する 大きな地震がきたら、まず自分自身の安全を確保しましょう。そのあと、器具栓やガス栓(元栓)を閉めましょう。なぜなら、震度(しんど)5相当(そうとう)の地震に見舞われると、ガスは自動的にガスメーターが止めてくれるからです。
- 使い終わったカセットボンベ
- 使い終わったカセットボンベは、ふたをしてガスを出さないようにして捨てる
- 使い終わったカセットボンベは、穴をあけガスを出してから捨てる
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答え
- ◎使い終わったカセットボンベは、穴をあけガスを出してから捨てる カセットボンベは、中味を使い切ったうえで、安全のために屋外で穴を開け、ガス抜きをします。そして、地域で決められている分別方法で、ごみ集積所に出すようにします。
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